2014年01月22日(水)

コーヒーの発見伝説

今回のブログは少し今までと視点を変えて、コーヒーの発見伝説について書いてみたいと思います。

ちょっと長いかもしれませんが、お付き合いください

 

コーヒーの発見伝説は数説ありますが、有名なものはアラビア説とエチオピア説の2説。いずれもコーヒーは秘薬として登場しています。

 

アラビア~イエメンの僧オマール発見説

 

人々から大変慕われていたイスラムの僧オマールは、ある日領主の誤解によって町を追放され、イエメンのオーザブ山に逃げ込む。そこでオマールは山中をさまよい、食べる物もなく飢えていた時に、一羽の鳥が赤い木の実をついばんでいるのを見つけた。オマールは、迷わずその赤い実を口にした。その実はお世辞にもおいしいといえるものではなかったが、しばらくすると不思議なことに飢えがいやされ、さらに驚くことに、疲れきっていた体から疲労がサッと消え、気分が爽快になったのだ。

 

一方その頃、オマールを追い出した領主の町では、病気が猛威を振るい、人々を苦しめていた。人々は、オマールが町にいた時に、彼の祈りによって多くの人々が助けられていたことを思い出し、すがるようにオマールを追ってオーザブ山に分け入り、助けを求めた。人々から町の惨状を聞いて彼は深く悲しみ、町の人々のために祈った。そして、自分の体に不思議な力を与えてくれた赤い実の煮汁を人々に与えた。すると多くの人々が、オマールに起こった奇跡と同じように、病からあっという間に回復した。人々は救われ、町はよみがえったのだ。

 

このことからオマールは以前にもましてあがめられ、町に迎え入れられた。この町とは、のちにコーヒー豆の積み出し港となり、コーヒー豆の名前としても有名なモカの町。そしてオマールは、この地名をとって「モカの守護聖人」と呼ばれるようになったという。

 

次回はエチオピア説をご紹介します

 

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